2021.7.24 北島にて・・・

 ここの所の睡眠時間は7時間程度で快眠でして、今日も目覚ましより早く目が覚め準備を整えます・・・そして、目指すは北島です!朝一は掛りが悪いのか?比較的空いているんで好きなところへ入れる確率が高いですね・・・で、今日は駐車スペースにて岐阜からのお客さんとのお話しと成り、この場所へは良く来られるとの事でポイントの情報も頂きました・・・毎度のことに仕掛けなども教えて頂いたり・・・竿はやっぱ、地元のフナヤさんが価格ともにバランスが取れて人気みたいですね、夕方に持たせて頂きましたが調子的にはここの釣りに特化した感じでしたね・・・そう、本日やっとここの癖が見えて来た感じでして、昼からはもやもやがちょっとだけ薄くなって来ました・・・笑
 という事で、まだ朝なので竿は予定通りのGSで瀬に立ち込みます・・・今日は比較的早めに囮が変わり次もぽつぽつ程度は掛かりますが非常にスローな展開ですが、相変わらず良型には手こずります・・・汗・・・そんな中、上の釣り人が瀬で良型を抜き上げます・・・ペースもボチボチで、当然、立ち込んでの展開に九頭竜らしさを感じます・・・
本日の第一号・・・
 僕はキョロキョロしつつも、その人の引いてる筋などなどを自分と比べ気が付きました・・・僕の囮は動かせて無い、と言うことは探れて無い・・・よって、極端ですがロッドをMT大鮎へ変更です!ダメ元ですが、現状ではいくら立ち込んでも囮は前には出ないんです・・・
 で、MTです!当然、オーバースペックなんで良い感じで囮が入りますし、筋の向こう側にも囮が入りますし、そうなれば掛かります・・・当然ですが球磨川で使う竿なのでパワーも桁違いで良型も楽々返し抜きっぽく決まりますね・・・そんな感じで、ぽつぽつ掛かりますが、根掛かり2回、ダブリ2回、針の補充も含めて昼前に早めの昼食とし、第一ラウンドは15本でした・・・
第一ラウンド15本・・・
 午後からは仕掛けの準備中のトラブルがあり、急遽適当な単線015号、付糸08号を張ることにし、針も小さくて球磨川で使えなかった9号チラシをセットし、準?大鮎仕掛けで瀬を引きます・・・これが正解でダブリは無くなり、根掛かりは無理矢理引っ張れば外れるし・・・笑
 で、パターン的にも昼間は掛りが悪いので囮を繋ぐことを心がけ我慢の展開でじっくりと探ります・・・チビは時々掛かりますが、良型の囮ごろが綱渡りでして厳しいながらも何とか昼過ぎまで持ちこたえます・・・この時間はトロ場で良く掛かるみたいですが僕は瀬を釣りに来たので瀬で勝負ですね・・・朝は賑わったこの瀬では有りますが今はほぼほぼ無人で他のお客さんの竿も曲がらない中でぽつぽつ繋ぎます・・・この10M剛竿?にも関わらず鉛は2号ですし、ラインも細いので野鮎の信号が拾えますし鮎の気配・追いは比較的捉えることが出来ました・・・風はいつも通り午後からびゅうびゅうに吹いてきますが下からなので10Mでも何とかなりますね・・・そんな感じで思うように立ち込んで気が付けば瀬のセンター付近に立っており、後ろを振り返って怖くなってじわじわ戻る(笑)・・・の繰り返しでして、そうしていると15時くらいから鮎が動き始めました・・・型、当たり方が変わって来るんです!昔の中盤の江川を思い出させてくれますが、川の規模は江川がデカいし、怖さ危険度も江川が上かな?が、今の僕の身体能力的にはここでも十分に怖いかな?・・・笑
 釣り方は止めて追わせる、差替えて追わせる、そんな感じでして、引き上げるよりは引き下げに反応する気がしますね・・・よって硬めの竿先で吊るして下げて探る釣りが効率的なのかも知れませんし、それがこの川独特の?竿の調子にも繋がっている様な気がしました・・・まあ、超先調子で速攻抜きも大前提なのでしょうけど・・・

 下流に見覚えのある人影があり、僕とは対照的に自分の釣りに集中されていたのは昨日の激流隊の方でした・・・軽く会釈をし続いてお互いの釣りに没頭です・・・ポツポツと良型を簡単に抜いておられました・・・昨日の話で針はなんでもOKとの事でしたので、僕もOKとし?(笑)今は太軸9号にハリスはフロロの3号ですがチビも含めて普通に掛かります・・・思い込みより実践??竿もしかり、使ってみないと分からないですね・・・現状は急瀬クラスでも十分な中で地元の人は超硬であったり、ちょっとだけ常識に囚われすぎている自分を見直す良い機会に成りました・・・
 そんな感じで、普段通りに後半はボロボロになった足をアドレナリン全開で動かして17時に納竿と成り、第二ラウンドは27本追加の本日は42本で終了と成りました・・・ここの瀬は楽しい〜!最終日はやっとイメージする九頭竜の瀬釣りを堪能できましたね!
第二ラウンド27本・・・
 車に戻ると、岐阜からのお客さんも帰り支度中でして、少々お話のち連絡先の交換などをさせて頂きお別れと成りました・・・それから、囮屋さんで冷凍させて頂いていた鮎を引き取りに行くと、先日の見覚えのあるお方がいらっしゃり、僕の車の広島ナンバーから僕の名前を呼んで下さいました・・・やっぱりでした、ちろりん会の方でして浅川さんと同行されることもしばしば有り、良く話しかけて下さる方でしたが車が変わっていたので僕も良く似てるけども?まさかね?っともやもやしてましたが、これでお互いにすっきり出来ましたね!

 単独で三日間の九頭竜遠征でしたが、色んな人の話からちょっとしたヒントを頂きなんとか無事に釣りが出来たことに感謝いたします・・・まだまだ、知らない事、知らなければならない事があり、鮎釣りを語る上に置いて更なる勉強が必要だと感じましたが、おそらく残り少ない僕の人生においては悲しいかな時間が足りないんだろうなと思います・・・涙
 とは言え、今出来る事をやりながら日々過ごして行くしか無いですよね・・・時間に限りがあるから、各人様々な事情・制約があるから人生は楽しいのかも知れませんね(たまに辛いけど?)・・・笑・・・鮎釣りも同じく、限られた中で良く考えて自分の理想に近づく様に組み立てて行くしかないですね・・・理想と現実、僕も含めていい年したおっさんたちが足をガタガタ震わせながら体力の続く限り瀬に立ち込んで一匹を追う姿は昔と変わらず輝いていると思います!・・・で、力尽きたときに現実に直面し、昔はこんなんじゃなかったのに・・・と個人的には時間の経過による老化を感じるのです・・・笑・・・みなさんお疲れでした!総合的には楽しい釣りが出来ました!またお邪魔します!

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