2021.10.17 最終戦・・・

 土曜日の雨で天候が急変する様でして・・・情報収集をしつつ、ギリギリまで悩みましたが最終戦に出かけることに・・・まあ、どうせ土曜の晩は強風の中、ダメ元でも島に行く予定も有りますし・・・笑

 という事で、本日は万年さんと現地集合のちコロガシで囮取りと成り、僕も久々のコロガシで何とか1匹ゲットし無事に友釣りが始まりました・・・肌寒い中でネオプレーンジャケットを羽織り膝まで浸かりますが、水温は比較的暖かく初期の気温に夏の水温?が非常にミスマッチで不思議な感覚ですが、気候の変化に川はまだ影響が出て無いようで少し安心します・・・
 で、反応の方はボチボチでして不思議と石は奇麗で鮎もバッチリ追って掛かる奴が飛びつきます・・・万年さんの三連荘を目の当たりにし僕もゴソゴソ探りつつも反応の有る筋を攻撃しTを大きく曲げて行きます・・・
本日の第一号・・・
 サイズは良く、雄も比較的若く、雌は腹パンパンで良く走り、良く引きます・・・質量もそこそこあるので引き抜きもスリリングで楽しく、鮎がヌメヌメなのでタモの外で囮を交換するのもまた逃げそうでスリリングです・・・笑
 そうしていると、三谷さんが差し入れ及び参戦の為到着です・・・暫し、休憩と成り河原で肉まんとお茶を頂き体を温めつつも会話を楽しみます・・・
 で、そろそろ第二ラウンドが始まりますが舟が騒がしいので囮缶に移送すると意外と掛かっており、10時で21本ゲット!しかし、対岸の藪やテトラ?に突っ込まれダブったのが2セット有りました・・・涙
第一ラウンド21本・・・
 で、三谷さんも参戦し、マッタリした雰囲気の中、ぼちぼち始めます・・・陽も差し始め体はぽかぽかし今日は良い感じかな?っと思っていると、風も吹き始め、時折、強風と成り、竿裁きに支障が・・・笑
 とは言え、掛る筋はほぼほぼ決まっているのでそこまで問題無いかな?でも、掛かるとデカいんで抜きが更にスリリングに成りますね・・・反応は追う奴の球数の関係で?朝より渋く成り、底バレ、身切れも頻発します・・・バレると囮がダメになり、繋がらない時間が多く成りました・・・そう、バレ、ダブリが有ると循環がストップする様ですね・・・涙
 僕も筋を変え色々とやり、何とか掛かるもテトラ?に突っ込まれたりで本ラウンドに入ってからも2回ダブりました・・・渇水気味とは言え、まあ、一応、瀬なのでラインをベッタリ寝かして引いているのでそれに擦れるだけでそこそこメタルも傷が入っていたりも有りますね・・・
 で、時刻は昼前と成り、とりあえずは昼食にし再び会話を楽しみます・・・天気は雨がポツポツ降ったり、風が強まったり、曇って光線が届かなくなったりでして、まあ、秋と言うか、冬が来そうな感じかな?そんな中でもボチボチ掛かって納竿が出来るので贅沢は言えないどころか恵まれているのかな?
 こんな感じで僕はジャケットを着たままでして、昼食後も難儀しながら三人で並びます・・・折角掛かってもバレ・・・無茶苦茶当たりが良くてもバレ・・・デカすぎて囮に使えないなど・・・で、水温が高いので囮は直ぐにグロッキー気味になり、そうなると掛からんモードと成りますが、着き返す個体も居るようで場所を見つけ、何とか囮は循環してますね・・・まあ、囮缶に元気なのを取りに行けば良いのでしょうが、誰も行かないし僕も行かなかったですね・・・
 そんな感じで時刻は14時に・・・万年さんと三谷さんは上がられるとの事で今年の御礼と年末の挨拶?(笑)を済ませ僕はもう少し竿を出すことに・・・そう、一昨日のアオリがチルドにいるし、昨晩のアジがクーラーにいるんでそいつらの処理も有りますし、まあ、途中で決まった今年の目標釣果数もクリアー出来ているんで15時を目標に歩きます・・・で、渋いながらも何とか囮を繋ぎつつも最終筋で良型が突っ走り、本日まさかの?5度目のダブリで終了と成りました・・・ちょっと迷いましたが、こんな終わり方もたまには?良いかな?(笑)・・・
 こんな感じで、昼食を挟んだ第二ラウンドは12本追加に留まり、本日33本にて終了と成りました・・・針に当たった数は50本近かったと思いますので比較的楽しい納竿が迎えられましたね・・・笑・・・万年さん、三谷さん有難うございました!


本日は33本にて・・・
 という事で今年もあっという間に納竿と成りました・・・いつもながら長かった様で短かったかな?・・・今年は近隣の河川があまりパッとしなかったり、天候のことも有ったりで感染対策を万全にし、一年ぶりに遠征に出掛けました・・・中でも特に九頭竜が個人的には性に合い、釣れない日も含めて楽しかったですね・・・久々に数釣りでは無く立ち込んで瀬を釣るスタイルを貫いた釣行でしたし、それでもぼちぼち釣れたし、なんといっても流れがそこそこあるので引きが楽しめた?いや、抜きが楽しめたので睡眠時間を削ってでも何度も通ったのだと思います・・・釣り方的には僕の瀬釣りで十分に対応出来ており、例の背針のリミット値を上げるなど、仕掛けの号数、針を少し変更する程度でしたね・・・まあ、かつての江川と比べ如何かという事で少々舐めていた部分も有りかなり泣きを見た日も有りましたが・・・笑

 その他はいつも通りの展開ですが、どのようなシチュエーションであれ、背針は100%装着し、鉛もかなりの確率で噛まして囮に常にテンションを掛け引いていましたが、今年は鉛と囮の距離に変化があり、比較的囮に近い位置に打つことが多かったと思います・・・よって、拘束度はかなり強まったと思われ、完全なる決め打ちで筋を探し、その近辺を潰して行く釣りに成っていたと思います・・・特に終盤の錦は掛かる筋、掛かる棚がハッキリしており、そこから外れると全く反応が無い事が多く、僕の動けない囮が動くタイミングで野鮎を察知することがほとんどでした・・・また、重要なのはテンポ良く、手短に探りつつも反応があればじっくり掛けるスタイルでして、これは意外と九頭竜でもそうであり、活性の上がらない時間に違和感を感じる、若しくは棚の状況を鑑みてステイさせ、スローでもなんとか繋いで行ける釣り方に成ると思います・・・
 で、ステイさせテンションを掛ける時に重要なのはちょっと矛盾していますが、囮の動きを制限し過ぎない点でして、筋から外さないと言った部分では完全制御であり、棚の中での移動は可能な限りさせることで、イメージは囮が自由に円を描く?かな?棚の広さや、底流れの流速により一概には言えませんが、穂先が入ったり、戻ったりしている時はおそらくそのような動きに成っていると思います・・・実際には穂先が入ったり、更に入ったりが僕の場合ですけど・・・笑・・・しかし、追いの強すぎる奴に対してはしっかり止めて囮が逃げない様に固定してやることが重要なので穂先?三番くらいまで?を曲げてガチガチに制御します・・・

 ついでに竿に関してですが、流速や囮のサイズにより当然穂先に掛かる力が変わる訳で、それに常に対応させようと思うと、僕の様な引き釣りの場合、数種類の竿が必要に成りますね・・・で、今年のTですがあくまでも僕の尋常でない?使い方でですが・・・完全に抑え込んだ状態でのレーンチェンジが出来ない場合もあり、差替えて流れを変える事が多々有り、穂先が少し柔らかいのでは?と感じました・・・これは囮の限界を超えた部分に於いて僕の引き釣りで不都合が生じる訳でして、全くもって通常は問題無い訳でして、無理矢理引けないので囮がヒラウチしながら引きまわされることも無く、底流れにベッタリくっついている、ある意味良い状態とも言えます・・・何となくですが、TがGSっぽく成った様な気がします・・・が、感度は申し分なく、パワーも曲がるので問題無いのですが、既に体が着いて行かないかもしれませんが、曲がらないTも久々に有りかもしれませんね・・・瀬に突き刺さるようなT出ないかな?・・・笑

 こんな感じで良くわからないことを書いてますが、ここ最近は特に、考えながら、感じながら囮を引くことが非常に楽しく、それが僕の釣りでして、首を傾げたり、ぶつぶつ独り言を言ったりして適当に瀬を探り、探り当てると執拗に攻撃する人を見かけたら僕だと思います・・・構えも独特?自分で見ると恥ずかしくなるほどかっこ悪いベタ竿なので直ぐに発見できるかもしれません・・・近づくか?近づかないか?は自己責任にて・・・笑
 という事で、今年の僕の鮎釣りも更新もこれで終了です!先行きが全くもって不透明な世の中に於いて、今年も鮎釣りを全う出来たことに感謝しつつ、川で声を掛けて下さった方々に感謝しつつ、懲りずに飽きずに僕に付き合ってくれた釣友およびここへ遊びに来て下さった皆様に感謝申し上げます!また来年、元気に川でお会いしましょう!皆さんお世話様に成りました!有難うございました!・・・鮎蔵

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