2022.5.28 高津解禁!・・・

 今年の解禁は土曜日ですし、前評判も良く多くの人出が予想され僕らも早めの動きに成りつつも・・・僕的には前日の夕方からとある会議が有りまして(汗)・・・欠席しようかとも思いましたが、そういう訳にも行かないので木曜夜にはほぼ全ての道具を積み込んで金曜の晩に備えます・・・
 で、朝からバタバタでして(汗)気力のみで乗り切り、一旦家へ帰っての出発と成りました・・・万年さんは前日から、友蔵さんは昼過ぎからの有休で現地入りでして、解禁の朝は早いんで就寝しますとのメールを受信しつつも僕はあくせく走ります・・・特に飛ばす気力も無い?ままに、普通の時間?で到着です・・・二時間ちょいかな?昔なら一時間半で行ってた様な・・・笑
 という事で、夜遅くに到着すると集合場所で万年さんが迎えてくれまして、それから就寝中?の友蔵さんも挨拶に飛び出してくれて暫し明日の作戦会議と成りました・・・で、本格的に就寝となり、僕は少々寝付けないままにいつの間にか寝てまして、三時半の目覚ましで起床のち友蔵さんからも電話が有り、万年さんに挨拶をし車の移動と成るのです・・・友蔵さんは悪夢にうなされ一時には起床し、それからは寝れなかったらしいです(笑)・・・悪夢の内容を聴けば、まあ、友蔵さんの僕への気遣いの部分もあり?超生々しくて?笑えました・・・笑

 という事で、真っ暗い中で準備を済ませ、ライトを頼りに河原へと陣取り5時を待つのです・・・僕はこの場所は久しぶりですし、川も変わってますのでその間に友蔵さんからの説明を受けつつも夜が明けると自分の眼で目星をつけてスタートと成りました・・・
第一号・・・
 肩付近でスタートした友蔵さんは開始間もなくロッドを曲げますが、僕は中々そうはいきません・・・探りつつも沖へ向かい鮎の通り道と想定した筋の手前で何とか第一号をゲットです・・・放流ものかな?サイズはそこそこですがパワーは比較的マイルドですね・・・
 その後もぽつぽつ程度でロッドが曲がりつつも、まあ、こんなもんかな?入れ掛かりは無いままに、ど渇水なのでヨレや白波を中心に探りを入れて行くのです・・・
 掛かり方も微妙かな?囮が下がる時に掛かることが多かった感じです・・・一度追われて囮が下がる時?群れが下がる時?かな?これを操作で再現するのが難しく・・・結局、僕は引っ張って浮かして沈める感じで囮を引いてましたね・・・まあ、常時、背針が付いているので沈み込みは良いのです・・・笑
 そうしていると上でぽつぽつと追加している泳がせ職人に化した友蔵さんが囮缶へ鮎を移しに下りて来ました・・・僕も然程窮屈では無かったのですが、水温が高目なので早めに移し、第一ラウンドは21本でした・・・
第一ラウンド21本・・・
 で、すぐさまの第二ラウンドはその下の更にチャラい筋でして、僕の想定した鮎の道の下の筋でして、時間は掛かるものの時々良いスパークでラインが走ります・・・非常にスローながらもそれなりに楽しみながら我慢の釣りの展開です・・・
 その後は上の段から下がって来られた万年さんも参戦され、僕の下のサラ場に入って頂き、仲良く並んで竿出しです・・・僕は引き釣りメインなので万年さんの様な釣りはあまり得意では無いのですが、やっぱ、今日みたいなコンディションですとあの釣りも出来ないとダメですね・・・汗
 泳がせには泳がせの良いところ、引き釣りには引き釣りの良いところがあり、その中間点?妥協点?がミディアムテンションを掛けた泳がせ風引き釣りと言うか、引き釣り風泳がせと言うか、僕のよく言う吊るし釣りだと個人的には線引きしてます・・・
 テンションを掛けないと囮は石を縫うように這って進むことで自然な動きに近い泳ぎになりますが、囮にある一定もしくはそれ以上のテンションを掛けると左右のブレが無くなり比較的直線的な泳ぎに近くなります・・・野鮎の反応としては当然、横へブレた方がアピール力が上がる様に思われ、流速のある瀬での僕の引き釣りに於いては鉛を使用し、それを支点にブレを演出する訳でして、その場合、ただ単に鉛を引く動作だけでなくテンションの強弱により囮へ直接負荷を掛けることによりブレが発生すると思われます・・・
 テンションフリーの場合、個人的には囮が野鮎を避けて通るもしくは追われて逃げる経験が過去あり、特に大きな個体ほどその傾向が高いので囮の拘束に意味があると考えていますが、まあ、囮の弱りは早いかな?ケラレた場合の感度も拾いやすく、また、合わせも入れることが出来るのがテンション釣りの長所かな?泳ぎ的なアピール方法としてはステイさせて前傾で尻尾を振らせる事かな?また、ルートとしては石を乗り越えることも操作次第で可能でして、空中輸送で石の頭に着水させ前へ滑らせるのと同様に野鮎の反射追いも有ると思います・・・
 が、今日の様なチャラい場合ですと鮎の泳力の方が勝ってまして鉛もそれほど効果が期待できませんのでラインの抑え込みと背針のコンビネーション?(笑)まあ、僕の仕掛けは付け糸が40センチ以上あるので背針を外せば普通に泳がせることも出来ますけど・・・色々と悩みつつも一段落したので11時に川を上がり早めの昼食です・・・第二ラウンドは23本でした・・・
第二ラウンド23本・・・
 で、食後も活性の向上を期待しつつも竿を出しますが約一時間で1本のみ・・・汗・・・水無いので着き返さないのかな?よって、業務連絡で匹見筋の空席情報をゲットし友蔵さんと移動と成るのです・・・まあ、釣れないので人が帰った訳ですが・・・現場に着くと鮎智さんが良い感じで抜いてます・・・普通に掛かってますんで、その下へ入らせてもらうと普通に掛かりますし・・・流石は天然遡上と納得させる閃光と引きが昔の匹見の記憶を引き出します・・・そう、これ見たくてここ来てましたわ〜・・・サイズが良く成れば竿を引き倒されるくらいに上流へ突っ走ってましたね!・・・
匹見鮎一号・・・
 が、数本続くとパッタリでして・・・どうやら、鮎智さんもその時だけ入れ掛かったとのことでしたけど、個人的には久々な閃光に感激したのは言うまでも有りません・・・その後はこれまた超久々にイダ蔵さん(旧姓?イダ掛け師さん)と並んでの竿出しでして、それを後ろから見ていた釣友からも「いいね!」を頂きました・・・
本日54本にて・・・
 そんな感じで結局ここでは11本ゲットに留まり、本日は54本で終了と成り、第二部へと突入です・・・久々ですね・・・新メンバー?も参加し疲れ切った体では有りますが楽しい時間が過ごせたことに感謝します・・・まあ、コロナもですが、天然遡上と言う日常が帰って来た事も何よりも嬉しい事でして、なんとも言えない嬉しい宴と成りました・・・笑

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