2022.6.27 JFT鮎トーナメント・・・

 前日は昼過ぎまで日野川へ・・・で、珍しく?日中の高速移動と成りまして・・・二箇所の渋滞に捉まりつつも無事に白鳥へ到着です・・・久々に中国道を通りましたが交通量が少なく、たまたま?大型が少ないのでスイスイ走れましたね・・・が、これまた久々の名神は渋滞ありで苦痛でしたね・・・そんな感じでも眠くなる前に現地入りと成り、真っ暗い中、偶然出会った釣友と世間話および少々の情報を頂き就寝となり・・・
 で、04時半の起床で車から降りると大庭名人が声を掛けてくれました・・・で、昨日の長良の状況などなどの情報もいただいて出撃の準備をし受付開始と成るのです・・・トーナメントは初なのですが、顔見知りも多く、特に孤立することも無く、更には5年前のG杯でご一緒だった関東圏の現在、市議会議員さんの釣友ともお話が出来たりと、和やかな雰囲気が続きます・・・
 そんな感じで開会と成り、僕の第一回戦は、山元名人と地元の桑原名人とでして、全く場所が分からないと言うか、長良は下手すると20年くらい浸かった事ないんで半分ダメ元的な部分も有り、半分腕試し的な部分も有りでの挑戦です・・・エリアは2番の白鳥地区でして、桑原さんの誘導に続き現場入りです・・・で、開始と成りまして、囮取り順のじゃんけん及びエリアのじゃんけん共に僕が勝ち、良い流れでのスタートと成るのです・・・
 エリアは三区画に分かれており、上からA、B、Cと成りまして、各エリアを一時間ほど探って下がって行くルールです・・・僕はAからスタートで、順番に下って行くので体の負担的には有利とも言えるかな?・・・という事でスタートですが、おそらく多くの一般客を考慮し広いエリアを割り当てているとは思いますが、朝一は人が少なく何処を刺して良いのか迷いまして、当然探り切れる訳も無いので、先ずは囮を替えれそうな筋からスタートです・・・
 そして、群れの反応を感じつつも、水中でチビが底バレ・・・その次は糸に群れが当たりつつもじっと我慢していると何とか囮が替るのです・・・が、その後も非常に反応が薄いと言うか付き鮎を探すのに手こずります・・・
 朝の大庭さんとの打ち合わせでは最低時速5本なんで、それを目指して、広く探り、目当ての瀬筋でチビを1本拾うもその筋は無反応でエリア交代時間と成るのです・・・

 Aエリアは瀬肩から比較的絞った一本瀬へと変化があり、拾えたのは瀬肩付近、一本瀬は無反応で、次のエリアはその続きです・・・囮が入って無いのかな?との思いもあり、複合から単線へ替え少し様子を見てみますが・・・瀬は鮎が居ない感じで危険に思えたので再び複合へ戻し、同条件筋を少しスルーし大石裏のヨレがある付近へ念の為、囮を入れるとラインが走ります・・・基本的に定番筋は抜かれている筈ですが同条件で3本ほどゲットし沈黙・・・少し下がって下のザラ瀬で1本拾いつつも、やっと居場所を見つけたところで60分が経過・・・

 で、Cエリアですが・・・上に比べ極端にエリアが狭く、小さな瀬肩から始まりブロックの隙間を流れるガチャガチャ筋からの流れ込みでして、流れ込みには一般のお客さんがいるのでとりあえずの瀬肩へ境界ギリギリまで上って何とか囮を捻じ込みます・・・で、何とか1本・・・それからテトラ筋をびくびくしながら流して何とか2本目・・・三棚くらいかな?マジで釣る範囲も狭く、流れも一般的には強瀬程度でして、今現在の囮で釣るような感じでは無いかな?何よりもテトラへの根掛かりが懸念され、掛かったら取りに入れそうもない流れでして・・・で、時間が残り10分に成ったので再び肩でじっと囮を捻じ込み奇跡的に?2本追加しタイムアップです・・・
 検量の結果は込みの17本で山元名人が勝ち上がり、僕は込みの14本で敗退です・・・地元の名手もツ抜けせずでコンディション的にはかなり厳しかったかな?・・・やはり、最低時速5本でしたね・・・各エリアでもう一本何とか出せなかったのかな?っと反省しつつも、最後のCエリアではどうも誰も釣って無い様子なので、A、Bでもう少し釣っていたら何とか成ったんでしょうね・・・汗・・・下見なしのぶっつけ本番ですが、もう少しエリアが狭ければ短時間で答えが得られた可能性も有りますね・・・
 という事で、2回戦は審判でして、山元さんと橋上さんへ同行です・・・エリアは詳しく無いので桑原さんの誘導と成り、ここからは一時間ハーフのマンツーマンです・・・人の釣りを見ていると、釣り方と言うよりは筋の選択の勉強に成りますね・・・
 個人的には常に美味しい筋とか釣りにくい筋とかへ足が向かいますが、実績の定番筋をとりあえず探るのも有りですね(知っていればの話ですが)・・・橋上さんはチャラで予定通りに直ぐに囮を替え良い感じで追加です・・・山元名人は鉄板筋で苦戦しつつも何とか繋ぎます・・・釣り方を見ると、山元名人は僕の釣りに少し縦竿を入れ、テンションも若干緩い感じですね・・・そう、強制的に囮を筋へ入れ込む感じかな?囮に負担が掛かるが川のコンディションが良ければ回転力が有る釣り・・・一方、橋上さんは僕には真似できない縦竿泳がせメインで丁寧な釣りですね・・・僕はどうも泳がせで鮎が掛かるメカニズムが分らんと言うか、拘束して何ぼの鮎釣りになってしまったので縦竿でも吊るしてしまう訳で・・・が、よく考えると確かに追う鮎の場合は囮は逃げますが、群れの場合は馴染ませるので拘束は必要ない様な・・・美山の時はナイロン張って馴染ませてましたし・・・笑
 で、今の長良の状況は群れパターンですね・・・橋上さんは順調に追加しつつも、良い囮でその付近の瀬筋でも追う鮎を追加します・・・で、前半が終わりエリア交代ですが、山元名人が探った筋はどうも渋い感じでして、その上の筋で泳がしてポロポロ追加し勝利を掴むのでありました・・・
 これでベスト8が決定し、本部へ戻ると親睦会のため、ちょっと離れた会場へと移動です・・・迷子に成らないように僕も車で追いかけつつも後ろもぞろぞろ続きます・・・
 前夜祭が無かったんで?試合後のちょっとしたスピーチの連続を聴くのは疲れますね・・・選手は寝不足であったり、疲労であったり、空腹であったり・・・ちょっとだけ我慢の時間が続き、それからノンアルで乾杯しバイキング形式の食事が始まります・・・まあ、僕は普段から飲まないので食べるだけ食べたらぐったりです・・・
 そして、色々とお話しなど有ってからの解散ですね・・・何かイマイチ良く分らん部分もありまして、少々の疑問を抱きつつも、協賛企業の方を見送ります・・・個人的には消費者であり、客の立場でして、会的にはスポンサーかも知れませんが、見送られる側も少々困惑してる感じかな?微妙・・・笑
 という事で、就寝の準備です・・・部屋は相部屋で岡山の児玉選手でして、見事にベスト8入りです!・・・釣り場ではたまにお話しさせて頂きますが、話し込むことも無いので今回は良い切欠となり連絡先の交換等させて頂きました・・・
児玉さんと・・・
 で、翌朝は6時本部集合・・・予定では終了が17時30分なので少しでも早く切り上げるべく?一時間繰り上げたのかな?と思われましたが・・・
 とりあえずは開始は早く成りました・・・で、大庭さん、久芳さん、川本さんと移動し・・・僕は恥ずかしながらウインドパークすら知らないので丁度そこで試合をされる瀬田さんと少々お話をし、それから観戦です・・・有岡の瀬もばっちり確認済みです・・・笑
 流石に川に入らないと暑い訳でして・・・それでも色々と今年の?長良の鮎の動きも観察しつつ・・・我慢できずにちょとだけ熱中症対策で出撃です・・・笑
 色々あって結局は大庭さんと二人で八幡まで川を見て回り、日券と囮を1本づつ購入し、空いてる瀬へと突撃です・・・見るのも上達への近道ですが、今のパターンを感覚的に知るのも必要かと・・・笑
 と言うか、大座選手との入川なんでいくらプライベートとは言えどもモヤモヤ中の本気モードなんで得るものが有りますし・・・更には数年ぶりに一緒の竿出しになるんでそれも楽しみでした・・・

大庭名人・・・

 で、開始早々に大庭さんがロッドを曲げます・・・僕は少々探りつつも下の瀬で何とか1本繋ぎ、その後もぽつぽつ程度で探ります・・・掛かる筋、掛からん筋・・・まあ、釣り荒れですよね・・・分かれば繋がります・・・反応的には湖産系の追いもありで、少々反応から時間が掛かる奴、無反応で時間が掛かる奴などなど・・・モヤモヤが少し晴れつつも、僕の入れ替りで瀬に入った大庭名人の攻め筋などもにも納得したりで時間が来たので終了と成りました・・・

良型も・・・

 釣果は状況を加味した上ではボチボチかな?周囲は全く竿が曲がってない状況で二人で30本なんで上出来?二人ともちょっとすっきりして川を上がると土産を買いに走ります・・・個人的にはからし豆腐が久々に(笑)・・・で、明方ハムに・・・鶏ちゃんも気になるし・・・結局、地元のスーパーで買えるものをメインにクーラに詰め込み、決勝戦へと乗り込みます・・・
 瀬田さんと繁田さんの決勝の下のエリアで、ルームメイトの児玉さんが3、4位決定戦を繰り広げる中、沢山のギャラリーが川を囲みます・・・本部前の決勝戦の選手の釣り方も対照的でして、テンション派とオバセ派の様に個人的には感じるのでありました・・・オバセも度が過ぎると囮へのテンションは掛かりますので、ロッドのテンションか、ラインのテンションかが正確なのかもしれませんね・・・まあ、繁田さんは囮がエビになるほどオバセてオバセで引き下げると言うか、囮がずり下がる様な釣りかな?これも有りですね・・・
 そんな感じで非常に魚影が薄く風も強く過酷な条件下では有りますが各選手共に何とか囮を替え繋ぎます・・・日差しが強く暑いのもあり、この二時間が非常に長く感じられる中、勝負が決まりました・・・
みんな顔真っ黒!・・・
 検量後の表彰台のセンターには満面の笑みで繁田さんが立っておられました・・・惜しくも第二位は瀬田さんで、第三位は児玉さんの笑顔が有りました・・・で、結果発表、閉会式も無事に終了です・・・終了時間は早めに始めたにも関わらず予定よりも少々遅れ気味となり、途中で帰られた方もいらっしゃいましたね・・・これって戒律違反?・・・笑
 まあ、当然、普通の人は明日は仕事なんで帰りの事も考えたスケジュールで無いと参加は厳しいかな?正直なところ、メーカーの試合との違いにちょっとだけ違和感を感じつつも・・・悪く言えばクラブの例会的な?大会のような・・・まあ、これが好きな人は好きなんでしょうね・・・
 まあ、でも、久々に釣友と楽しい時間が過ごせたし、勉強にも成ったし、更にはちょっとだけ長良の下見が出来たので良しとしましょう・・・笑
 で、また、出場資格が得られれば検討したいと思います・・・皆さん熱い中、遅くまでお疲れさまでした!

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