2020.10.18 納竿??・・・

 あっという間に一週間です・・・今日も島帰りでして、素人には上手くいかないんで烏賊も熱が入る訳でして・・・笑・・・で、夜が明けると気分を変えての鮎釣りです・・・昨晩の疲れも有り?今日は大人しく三谷さんところで囮を購入し、WAさんとご一緒させて頂きました・・・比較的早めの移動にもかかわらず、目当ての筋には先客ありでして、更にそのお連れの方も来られるという事で諦めて別を探します・・・
 と言うことで、WAさんのお得意の筋?へと入ります・・・鮎は居るみたいなんで後はやる気スイッチ次第かな?僕は何時もの可も無く、不可も無い筋からスタートでして、囮は何とか変わりつつも何となく納竿らしい釣りの展開です・・・まあ、諦めがつくには釣れないに尽きる訳でして・・・が、釣れないと火が着くのは性格のせいでしょうか?・・・笑・・・手短では有るものの探りながらちょとだけ時間を掛けての一流し・・・もう一流し目に入った時に下へ向かわれたWAさんが帰って来たので移動を決めました・・・第一ラウンドは9本・・・
本日の第一号・・・
 それから、次の目当てを覗くも、またまた先客ありで、その上は空いていましたが今年は調子がイマイチな筋らしく、更に上へ移動し空きを見つけます・・・ボチボチ水深がある瀬が主体な筋でして、今の条件に合わないかな?っと思いつつも入れてみれば答えが出るので僕は何時ものリグで瀬へねじ込みます・・・で、ちょとしてラインが走るとぽつぽつ拾えました・・・しかし時期的にあまり流速が無い方が良い感じかな?・・・デカいのも居ないのですが、ここでは水切れの良さからMステージの007でして、付け糸の05が少々囮には酷かな?っという事で鉛で調整してやるのです・・・ここの鮎は何となく僕の引き釣りにも対応している感じで棚から棚へと良い感じで引けましたね・・・一通り流して昼前に成ったので早めの昼食とし、それから移動と成りました・・・第二ラウンドは12本・・・
 さあ、そろそろ、先程の筋が空いているかな?っと思い覗くも同じ人が陣取ってますね・・・という事でその途中の先程まで人が居た筋が無人になったのでダメ元で入ってみるのです・・・基本的に日曜日の釣りが主体でほぼほぼまともな筋で鮎釣りをすることが無かった訳で、今日もそれを狙うのですが根掛かりを切欠に断念と成り、我慢できずに適当に動きます・・・まあ、瀬が好きなんで瀬を引くのには変わり有りません・・・今日の水加減からも流速はボチボチですが比較的石が出ているので、ここは複合で良いかな?たるみの動きは単線よりも複合が良い感じでして、これまた水切れの悪さを利用して囮を下の棚に竿の操作と鉛+背針で自動で?送ることも出来るし、横の棚スライドも鉛を支点及び目印にし、効きが良いかな?まあ、単線でも僕は付け糸が長いのでそこそこは動きが出るんですが・・・で、自分が見ても異常な?何時ものベタ竿で棚を引き上げます・・・すると石のサイドに残って居る鮎が突っ掛かって来るのです・・・更には引き上げながらの横スライドからの石裏のたるみでのベタ置きや、鉛を着けたままの吊るし釣りなどで拾っていくのです・・・反応の有る筋は少し止めると掛かりますね・・・が、深追いはしないので動けるときや囮が元気で引けるときはどんどん探ります・・・
 引き釣りと言うと基本的には直線引きのようなイメージでして、僕もそれでしか反応しない時はそうしますが、最初は手前から斜め上に引き上げ、竿が鋭角になったら直線的に下へ送り、そこからまた斜め上に引き上げることが多いかな?アルファベットの「N」をイタリックで?書く感じです・・・最初から囮を下へ送り出して扇に出す場合も有りますが、掛かり立ちの元気丸は手前から沈めて囮の鼻先を決めたらその角度で出して行くんで、引きと言うよりは斜め上に泳いでいる状態かもしれませんね・・・石裏の棚から棚へと自分で流れを選ぶように囮は出て行く訳で、上に引くときも無理な筋は無理なんでちょっと筋を変えつつも上げたり、囮の体力次第では無理を承知で引き上げるときも有りますね・・・まあ、囮の状態が竿先で確認出来るんで棚に入っているときにはちょっとだけ野鮎の気配を探りつつも、有ればステーさせるの繰り返しです・・・で、そのうち掛かる感じかな?・・・ここ最近の釣りに於いては囮の急降下に反応する奴がいる感じでして、普通に引いたり、横スラするよりもちょっと浮かせて糸を張る感じ?それに鉛の沈下効果と背針の前傾姿勢尻尾フリフリ効果が加わってガッツリ追うことが有りますね・・・縄張りの範囲の問題だけかも知れませんが、この場合は囮が死にそうでもなんとかなることが有りますね・・・笑
 そんな感じで時刻は15時と成り、WAさんは用事が有り川を上がられました・・・で、僕もここが飽きたので移動です・・・第三ラウンドは14本でして、あと5本のノルマを自分に課せるのですが・・・こんなんじゃあ、納竿出来んし・・・笑・・・でも、何とか達成したいし・・・
 という事で、朝一番の筋が予定通りに?無人だったので予定の筋へと入りますが・・・無反応な時間が流れつつも手短に流して何とか3本ゲットです・・・そして、二流し目はちょっとだけ筋を変えつつもぽつぽつ反応が有り、目標目前で底バレもあり、まあ、こんなもんでしょ!っと開き直りつつも何とかノルマ達成です・・・17時のチャイムが鳴り、第四ラウンドは8本ゲットし、本日43本で終了です・・・先週よりも1匹多いし、釣れるし・・・汗・・・納竿??再び頭に過りつつも、来週の潮を見てから決めることにしたのです・・・笑・・・WAさんお疲れ様でした・・・また、ご一緒させてくださいね!
本日43本にて・・・


2020.10.28 追記・・・ 久々に締めです・・・笑
 結局、ここで納竿としました・・・今年は久々に自由な?鮎釣りをした感じでして、最初は面白いのかな?っと思うことも有りましたが、これと言って何の規制も無く、思う通りと言うか、やりたいことが出来たのでそういった意味で終盤は楽しかったですね・・・とは言え、遠征は無理でしたが、その分、近場で色々と・・・泳がせチックな展開から、高津の良くわからん釣りから・・・で、錦では今までの自分にはない価値観?を見いだせたような気がしました・・・大げさですね・・・笑・・・そう、今まではこれが一番良いとか、このスタイルで!とか決めつけていた部分が有ったり・・・実は拘っていた部分があまり重要では無く、逆に拘っていなかった部分が重要だったり・・・今年はポイントの下見以外で試行錯誤?した感じです・・・結果として良い方向に道が開けた感じもありました・・・

 変った点としては、今まで以上にポイントごとにライン(単線・複合)の選択を細かく?行ったり、鉛の号数を細かく管理?するように成ったり・・・その日の状況にもよりますが、どのアクションで野鮎が反応しやすいか?を意識しての釣りが終盤には展開されていましたね・・・縦引き、横スライド、斜め引き、吊るし、急降下・・・ポイントを細かく探るためにも操作は必要ですね・・・

 竿の感度に於いては毎度のことながら特に重視してまして、掛かるか?掛からないか?を早めに判断することや、囮の状態を把握する為でして・・・安定と不安定の間の状況を作ることもしかり、棚の状態や、棚から引き出す方向や、細かな棚を繋ぎ合わせて通過させる目的などなど・・・上手くは言えませんが一度のトレースで囮を広範囲に通すことで、掛かる確率を上げる目的もある?かな?・・・
 このコースも囮の個体差による体力や鮮度により通すパターンを組み替えると言うか、元気で力の有る奴はキツイ筋を通し、少し弱ればそれなりの筋で次を繋ぐ感じです・・・
 鉛を打つ位置も、個体差に大きく関係し、基本は沈めることができる位置と言うことに成る訳でして・・・そう、囮から離すほど囮に負荷が掛かるが自由度が増し、近づければ負担が少なくなるけど拘束度も強くなるけど根掛かりのリスクも上がりますね・・・とは言え、野鮎の追う条件もあるので鉛の位置は難しいところなんで、僕は付け糸40センチの間に於いて常に変動がありますね・・・
 竿の調子に関しては去年のTTから今年のGSとどちらかと言えば柔らかい?竿で底をべったり這わす感じになっており、角度も実に変なくらいにベタベタな感じなんで、大げさに言うとコロガシの様な引き釣りに成りつつあるかな?・・・が、これが棚を繋ぐのに良い感じでして、基本は背針+鉛で方向性を定めてのスタートが僕の定番です・・・
 と、そんなこんなの組み合わせで僕の釣りは成立して居る感じでして、今年は特にその調整が面白く感じられました・・・脱ワンパターン?今年はちょっとだけ釣りが細かく成ったかも知れません・・・終盤は囮を引くのが楽しくて仕方なく、且つ、更に独特なフォームになって来たので変な奴を見かけたら僕かも知れません・・・笑
 コロナや僕自身の体の異変?歳なんで一気にガタが来てまして・・・汗・・・今現在も大変な状況には変わりは有りませんが、この状況であるからこそ気が付けたこともあると思います・・・何とか乗り切って、来年は大会でお会いできることを願っております・・・鮎蔵でした!

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